少女像を守ろう!という韓国紙の写真。
韓国各地の銅像には色とりどりの手編みのマフラーや帽子が着せられている。
少女像に被せる毛糸の帽子、生きた人間に被せる普遍的人権の栄誉。
銅像が人間化し、人間が銅像化する。
元慰安婦は戦争犯罪の生き証人として、ホロコーストをはじめあらゆる戦争犯罪、人権抑圧、ジェノサイドの被害者と連帯して戦う、こともできる。
だが、必ずそうしなければならないわけではない。
しかしまた、それを期待する人々の存在も無視できない。
人間には帽子を、銅像にはお好きな幻想を!
とはならないものか。